フィレンツェから列車の旅 3泊4日 

(1)プロローグ&1日目

(2)2日目 ベラッジオ

(3)3日目 ミラノ

(4)4日目 パルマ

(3) 3日目 ミラノ(Milano)

さあ、3日目はミラノへ。ミラノでは、着いてすぐ電車などに乗って観光し易いように駅前のミニホテル・アオスタ(Mini Hotel Aosta)に予約を入れた。駅から駅に向かって右へ徒歩1分の所にあるこのホテルは、ビジネスホテルといった感じだ。部屋もシンプルで、でも清潔感があり自分で電車やバスに乗って移動するならもってこいだ。フロントデスクには、”ハローミラノ”というミラノガイド月刊誌(日本語:無料)がおいてあり、観光の役に立つであろう。このホテルで何よりも気に入ったのは、泊まった階が7階だったこともあるが、夜駅の屋根にある彫刻がライトアップされているのが見れたことである。それは素晴らしい天馬などの彫刻が屋根に飾られている。これは、一見の価値ありだ。もし、上の階に泊まれなかったとしても、朝食が10階のレストランなので良い景色が見られる。

Mini Hotel Aosta

Piazza Duca D'Aosta, 16 20124 Milano
Tel : 02-6691951
Fax : 02-6696215

上手く写らなかったけど駅の屋根

まずは、我がママが行きたがったブレラ美術館(Pinacoteca di Brera)へ行くことにした。ミラノ駅から地下鉄3号線に乗ってモンテナポレオーネ駅(Montenapoleone)で下車して歩くことにした。切符は、1日券を購入した。地下鉄、バス、トラムにも乗り換え自由な共通券だ。ブレラ美術館は、1階が美術学校となっており沢山の学生が構内にいた。この美術学校の2階が美術館となっている。入ってすぐの売店には、美術書などがたくさんあり、またブレラ美術館のガイドブックもある。もちろん日本語版もあった。ブレラはイタリアでも屈指の絵画がコレクションされているそうだ。ここで、我がママの目当てはカラヴァッジョの作品。順路に沿って、さらっと見て回っても1時間は猶にかかっただろうか。
さあ、芸術をたっぷり鑑賞した後は、お腹がすいた。そこで、この近くでちょっとおしゃれなレストランを発見し、道路に並べられた席で昼食とした。オマールエビ(Astice)のスパゲッティを注文したのだが、これが豪快に1ぴき入っていておいしかった!

入場料:6,20 (2002年10月)


ブレラ美術館
正面のアーケード左右にある階段を上がった2階が美術館


ブレラ美術館の門から外を眺める

さあ、次ぎはミラノのドゥオモ(Duomo)へ。地下鉄3号線に乗って、ドゥオモ駅下車。ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世通り(Galleria Vittorio Emanuele )を少し歩く。この通りはスカラ広場とドゥオモ広場を結ぶ、ミラノで有名なアーケードだ。ガラスのドーム型天井や大理石の床がすばらしい。ミラノらしいモダンなカフェやブティックが軒を列ねている。そして、床に雄牛のモザイクがあり、この雄牛に片足のかかとを置いて1回転すると、幸運が訪れると言われているのは超有名である。もちろん我がママは、私にビデオを写すように言って、雄牛の上でクルンと1回転し、満足げなポーズをした。ただ残念なことに、すぐ側で道路工事が行われていて、人々の往来を妨げるものとなっていた。でも、観光客はかまわず皆、クルンと回っていたけれどね。さあ、いよいよドゥオモだ。今度こそしっかりゴシック建築のすばらしい大聖堂のファサードを目に焼きつけるぞ!と思いきや、あらら・・・。なんと修復中だった。残念無念また来年である。

さて、次はスフォルツェスコ城(Castello Sforzesco)へ。なんとも覚えにくい名前である。ここへは、タクシーで行くことにした。乗って5分位で到着。城門の前にはりぱな噴水。城門をくぐると、広い敷地を城壁が囲っているのがわかる。ルネッサンス期の建物だそうだ。入場は無料。奥には庭園もある。城内部では、美術展や工芸展が催されているようだ。レース編みが展示されていたりした。広い城内には、ただただため息がでるばかりだった。


入り口の噴水

 城門

 城壁

かなり歩き疲れたが、せっかくだからトラムにも乗ってみようということになって、スフォルツェスコ城の前からトラムに乗ってドゥオモへ戻り、そこから地下鉄に乗ってホテルへと戻った。
さて、夕食はミラノの若者がくり出すというおしゃれなナヴィリオ(Naviflio)と呼ばれる運河地区へ行ってみることにした。またまた、地下鉄2号線に乗って、ポルタ・ジェノヴァ駅(Porta Genova)下車。徒歩で、5分くらい運河方面へと歩いた。夜になるほど、人々が集まり賑やかになるということだったが、あれあれ?なんだか寂しい感じ。レストランは、運河の両側にあるもののパブ系のお店が多い。1軒おいしそうなレストランがあったがそこは、貸しきりだった。ここは、きっと夏場に若者が繰り出して、飲んだり騒いだりするところなんじゃない?と言いながら、運河をしばらく歩いた。なんだか一日歩き回って疲れているせいもあって、店構えがおしゃれなレストランがあったのでそこへ入ることにした。まずは、のどが乾いていたのでビールで乾杯。メニューはピザ、パスタ中心の若者むきカジュアルレストランといった感じだった。雰囲気は良いが、味はブー!ちょっと残念。ビールと雰囲気だけ楽しんで、早々と退散することにしたのだった。明日のパルマで、おいしい生ハムをたべましょう!

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