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欧州社会フォーラム(デモ当日の様子)

11月6日(水)〜8日(金)の”欧州社会フォーラム:Social Forum”に引き続き、9日(土)に、100,000人ものデモ参加者(反戦主義者、労働組合員、カトリック教徒、など)が市中を行進した。このデモについては、首脳会談のあったジェノバでの暴動のような危険性が騒がれていたが、全く平穏無事にデモ行進が行われ、そしてスタディオ・アルテミオ・フランキでは平和を祈る祭典が行われた。事前の調査通りフィレンツェ中心地の商店は、70%以上がこの期間は店を閉めていた。また、高級ブティックが並ぶトルナヴオーニ通り(Via Torunabuoni)やカヴール通り(Via Cavour)の店ではショーウィンドーに鉄の板をつけるなどの防護をしていた。駅前のマクドナルドへ行ってみると、看板がはずされた状態で、ウィンドーには鉄の覆いがされていた。警察官(ポリツィア:Polizia、カラビニエリ:Carabinieri)もかなりの人数が動員され、街のあちらこちらで警備にあたっていた。街には、いつもなら多くの観光客や人々が出ているが、ウフィッツィー美術館でさえ、観光客の姿もまばらだった。天気も曇りで例年にない寒さの一日だったこともあって、町中は静まりかえり変な緊張感で満たされていた。デモ開始の16:00が近づくにつれ、フォルテッツァ・ダ・バッソ(Fortezza da Basso)近辺にデモ参加者が続々と訪れた。デモ参加者以外のフィレンツェ市民だけが、異様な緊張感の中行きをしのばせていたが、蓋を開けてみれば、ピアッツァ・デッラ・リベルタ(Piazza della Liberta)、ピアッツァ・ベッカリア(Piazza Beccaria)を経由して、カンポ・ディ・マルテ(Campo di Marte)のスタディオ・アルテミオ・フランキ(Stadio Artemio Franchi)まで何ごともなく、PACE(パーチェ:平和)の旗を掲げた人々、労働組合の人々がまさしく平和的に行進したのだった。



駅前のマクドナルドとピザ屋


トルナヴォーニ通り


厚い鉄板の防壁


ブティックの防壁に張られたデモ参加者へのメッセージ


レプブリカ広場に待機する警官


ドゥオモ横の広場


"PACE"の旗をバルコニーに!


"PACE"の旗を掲げて街を歩く少女たち


サンタ・マリア・ノヴェッラ駅から続々と来るデモ参加者


インディペンデンツァ広場に集結する労働組合員たち


インディペンデンツァからフォルテッツァ・ダ・バッソ方面へ

夜、反戦主義者たちの集会・音楽祭が行われたサンタ・クローチェ広場

広場の周りにあった石の椅子など全て撤去された

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