秋の味覚、到来!
フンギ・ポルチーニ(Funghi Porcini)
日中はまだ半袖で過ごせるとはいえ夜はぐっと冷え込み、秋の到来を感じさせる今日この頃、うれしい食欲の秋!(筆者は食欲の四季だが)である。イタリアの秋の味覚と言えば、”ポルチーニ茸:Funghi
Porcini”、”トリュフ:Tartufo”、”栗:Castagna”。2週間程前から市場に、”ポルチーニ茸”が登場していた。日本でいうなれば、茸の王様”松茸”に相当する。写真のポルチーニ茸、342gで4,38と、お値段の方は松茸の10分の1あるいは20分の1であろうか。とはいえ、秋の味覚の代表であり、他の食材に比べれば、高価でもある。今年のイタリアの夏は、天候が悪くバカンスは最悪だったが(ヨーロッパ中最悪の天候に見舞われた)、そのおかげ?というにはひどい水害をまねいた地域も多かったなのだが、しかしながら、ポルチーニ茸の生り年のようである。そして、”トリュフ”も同じようにこの秋は生り年だそうだ。新聞に”TARTUFO,
UNA STAGIONE DA
BOOM:タルトゥーフォ、ウナ スタジオーネ ダ ブーム”(トリュフ生り年)なる見出しで記事が出ていた。この秋のトスカーナのトリュフの収穫は去年に比べると、2〜3倍の見込みだそうだ。栗も、我が家の近所に大きな栗の木があるが、もう丸まると太った栗の実がはじけ落ちている。今年は、”増々増す食欲の秋”となりそうだ。
タルトゥーフォ(Tartufo)
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