2002年5月に行った、イベント&市場など


 

<日付け> 2002年05月23日(木曜日)
<催し名> ラ・フィオリータ(La Fiorita)
<場 所> シニョーリア広場(Piazza della Signoria)
<地 図> 5F

毎年、この日に行われるフラ・ジローラモ・サヴォナローラ(Fra Girolamo Saconarola)の殉教を追悼するセレモニーで、朝10時頃から1時間半程行われた長いセレモニーだった。あいにくの小雨模様だったが、なんとか最後までもった。ラ・フィオリータとは、右の写真のようにセレモニーの時に地面にまかれた花や木の枝のことである。今回は、とてもきれいなバラの花束の周りに、ピンク、白、赤といったバラの花びらがまかれた。良い香りが漂った。
まずは、鼓笛隊が先導してフィレンツェの旗を持った人々、剣士、貴族などの後、旗を持ったパリオを行う人々、子供たちが入場してきた。パリオは、大きな旗を何回もひるがえしたり、投げ上げたりする。小太鼓が、その旗の様子に合わせて”タカタカタカタカ、タンタカタカタカ・・・”とパリオを盛り上げる。子供達も、小さい旗ではあるが大人と同じように旗をひるがえし、「ヴィア!(それ)」という掛け声とともに高々と旗を投げ上げる。赤と緑の上着に白いヒラヒラの襟と袖、白いスパッツに黒のブーツ、衣装もとてもかわいい。
追悼セレモニーが行われ、献花がおこなわれた。市長の挨拶などがあり、その後貴族に扮した紳士、淑女が
中世を思わせる曲に合わせ、軽やかなステップダンスを踊った。


 

<日付け> 2002年05月19日(日曜日)
<催し名> サン・チェレスチーノ5世の小さな市(Fierucolina di San Celestino V)
<場 所> サント・スピリト広場(Piazza S.Spirito)
<地 図> 6E

毎月、開かれている市と変わりはなかった。小さな広場に大きな木が茂っている。現在、サント・スピリト教会は修復中で、GUCCIの宣伝のはいった垂れ幕でおおわれている。

今回は、自然素材で作った石鹸を買ってみた。ローズの香りのもので良い香りだったが、ちょっと溶けやすく、石鹸入れがどろどろになってしまうのが残念。でも、いろいろな香りのものがあって楽しめる。オリーブの木で作った料理道具は、チーズおろしやおたま、まな板が良く売れるようだ。オリーブオイルを塗ってつや出しをしていた。まな板は、ずっしりと重く丈夫そうだった。


 

<日付け> 2002年05月12日(日曜日)05月10日〜05月12日開催
<催し名> 職人芸術とパラッツォ(Artigianato e Palazzo)
<場 所> コルシーニ邸(Palazzo Corsini sul Prato : Via della Scala 115)
<地 図> 4D

今は、もう消えようとしている希少な手仕事、職人芸を紹介している催しだった。葉巻き職人、編みカゴ、帽子、パッチワーク、銀細工、陶芸、新しいものでは、フェースペインティングなど。

パラッツォは、古いもので傷みがひどいようだったが、貴婦人の衣装をまとった女性が庭園を歩いていると、その頃の様子がうかがえた。毎日、優雅に庭園を散歩していたのだろう。

優雅に庭園を散歩する貴婦人。


 

<日付け> 2002年05月12日(日曜日)
<催し名> コオロギ祭り(Festa del grillo)
<場 所> カッシーネ公園(Parco delle Cashine)
<地 図> 3A - 4C

5月の第2日曜日は、母の日でもある。イタリアでは母の日は、まだ新しい行事であるらしく日本程メジャーではない。コオロギ祭りは毎年、このカッシーネの公園で行われている。ピノッキオを助けるコオロギ。本物のコオロギが売られているのかと思ったら、おもちゃのコオロギが、小さなかごに入れられて売られている。祭りといっても、コオロギ以外はよく開かれる市場と同じ。通りに、下着、洋服、靴、バッグ、サラミやオリーブ、パニーノ、野菜、電気などを売るお店が軒を連ねている。おもしろいものでは、日本でもデパートとかでよくやっている、ショー販売。きゃべつの千切りからニンジンの飾り切りまでなんでもこなすセット。あと、仮設遊園地もきていた。

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