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夏休みもいよいよ終わり!

長〜い長〜い夏休みも、いよいよ終わり。今年の夏は、ヨーロッパ中を襲った悪天候の影響でか、8月の中旬からずっと天候がすぐれず、各地で水害なども起き、暑い夏の終わりは早かった。ここフィレンツェも、もう夜はぐっと冷え込みセーターをはおりたいぐらいの涼しさだ。フィレンツェは日本の甲府と似た盆地の地形で、夏は強烈に蒸し暑く、冬は雪はめったに降らないが寒い。ところが、今年の夏は6月の下旬〜7月は暑かったものの、8月には暑い太陽が欲しいと思わせるような気候となった。せっかくの海でのバカンスは、肌寒くてがっかりといった人が多かったようだ。

夏の初めには、テレビでビキニ姿の女性が"Fate come me !:あなたも、私のようになろう!"と言って、ダイエット関係のコマーシャルが多く流れ、女優やテレビアシスタント、ニュースキャスターまで女性はちょっとほっそりし、小麦肌色へと変身していく。みな、海でビキニを美しく着るためだ。そして、2週間から1ヶ月の長い夏休みを多くの人は海で満喫する。海辺でパラソルの下に寝転がり、本を読んだりして、日中はゴロゴロ過ごす。イタリア人にとって、きれいに日焼けすることがある種ステータスのようである。大事な昼食時にはさすがイタリア人、すっかりパラソルの下には誰もいなくなる。そして、2時間程するとまたパラソルの下に戻ってくる。夜にはバーやディスコへ繰り出して行く。休み中毎日こんな生活をして、休み開けはさぞ普通の生活に戻すのが大変だろうな、と思う。
こんな訳で、8月の住宅地は静まりかえる。商店も休みのところが多くなる。それでも、年々商店の幾つかは長い休みを取らない所が増えているとか。静まりかえった住宅地の様子は、下の写真のよう。シャッターが閉められ、ゴーストタウンのようだ(ちょっと大袈裟かな?)。日中は日射しが強く暑いので、家に人がいてもシャッターを閉めた状態でいる。なんせ、イタリアの家でクーラー付きはまれであるので、なるべく日射しが家に入らないようにしているのだ。夏の日中は、外出する人も少なく、暑い中を動き回っているのは観光客ぐらいだ。

 フィレンツェ中心部の住宅は、このようなアパートがほとんど。

9月に入ると、テレビでは勉強関係の本や学校かばん、各種雑誌の宣伝が多くなる。いよいよ夏休みも終わり、学校が始まるからだ。こちらは、9月が新学年となっている。日本と同じように北と南では、学校の開始日がちょっと違う。フィレンツェは16日からスタートだそうだ。街にも住民が戻って来て、通りでは夏休みの話にはながさいているようだ。

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